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 【サウンドホール・カバー】

 アコスティックギターのサウンドホールをふさぎ、どの程度のミュート効果があるのかチェックしてみます。
 (この種のカバーはエレアコギターのハウリング防止効果があると言われているようです。

 

【画像:左】 この円盤はサウンドホール加工で生じたトップボードの一部です。これを再利用してサウンドホールをふさいでみます。

【画像:左下】 厚さ2ミリ、幅7ミリほどのマホガニー材を周囲部分に接着します。ついでに、中央の穴には「貝」を埋めることで穴をふさぎました。

【画像:下】 反対側は部分的(4カ所)に同様のマホガニー材を接着し、円盤がトップボードに出来る限りすき間なく取り付けられるよう調整します。

 

 

<考察>
弦の振動量の大半は
①ブリッジ経由でボディ内部へ
②トップボード全体を通じて内部へあるいは反響
③サウンドホールから直接ボディ内部へ
と伝わりボディ内外の反響、共鳴、増幅効果などで音量が左右されるわけです。

今回の措置は③を制限するわけですが、そのミュート効果はボリュームが4割~5割程度減少し、サステインも減少するといった感じです。

 

しばらく前に下の画像のようなスポンジを2枚張り合わせたミュートを試作しました。これは弦の振動を直接抑制する仕組みなので明らかにミュート効果が得られます。
*ヤフオクで確か送料込み250円で売れました(笑)