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《 バンジョー製作 第1章 ボディ 》

バンジョーのボディはバンジョーポットと呼ばれ、木製の丸い胴にプラスティック製の皮を張ったものです。
また、金属性のパーツを含め特殊なパーツなので専門業者から調達し、同一規格のコンポーネントを組み立てるのが一般的です。以下、今回のポット構成品を紹介します。

◆ バンジョーポットのコンポーネント

 

ポット唯一の木製パーツ、ラミネートされたメープル材です。リム(Rim)と呼びます。

周囲32個の穴はシューブラケットを取り付ける穴です。赤丸部分はネックを取り付けるねじ穴ですが以前空けたものを同じメープル材で埋めてあります。

 

ヘッドと呼ばれ、リムに取り付けます。

一般的にはプラスティック製ですが写真のヘッドはやぎの皮です。音はまろやかですが湿度に弱いのが欠点です。

 

音量、音質に直結するトーンリングと呼ばれるパーツです。

様々なタイプがありますが、これはホワイトレイディと呼ばれるモデルです。(StewMc社製)

  テンションフープと呼ばれるようにブラケットを固定しヘッドテンションを調節するためのパーツです。
 

左はヘッドを固定するため六角ナット付ブラケットフックです。

右はリムに取り付けてブラケットを固定するL字型のシューブラケットと呼ばれるものです。

  コンポーネントを仮置きした写真です。
  裏側から
 

ブルーグラスで使用するバンジョーにはリゾネーターと呼ばれる共鳴装置があります。

手持ちのリゾネーターを改修した簡易リゾネーターです。これをリム裏側に取り付けます。