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《 バンジョー2作目 / ペグヘッド加工と仮組み 》 

◆ 突き板の接着

 

突き板接着の前にナットをアロンで接着します。接着は2ヶ所程度のスポット接着、ナット交換時に外せるようにしておきます。

接着前にネックの接地面の不純物を必ず取り除いて下さい。

  接着時は例の坊主釘でズレを防止した上で専用当て木を使用して接着します。
 

接着固定写真

  一晩経過しクランプを外したところです。
  ヘッド形状及びトラスロッドスクリューに突き板形状を整えます。

◆ ペグヘッドの仮組み

 

装着するペグセット。

ウエーバリーのセットとホッパー型Dカムチューナーです。それぞれインチサイズの径なのでリーマーやヤスリで微調整が必要です。

 

ペグ穴加工、本来はボール盤で正しい角度で穴を開けるべきですがハンドドリルで慎重に作業します。下側には必ず捨て木?を当ててください。

 

裏側

捨て木を活用すると写真のように穴の縁に欠けが発生しません。(捨て木無しだと貫通時に縁が欠けてしまいます。)

 

ペグ穴径の微調整を行いながらペグを仮組みして行きます。

 

裏側から・・・・表側に引けを取らずいい眺めです。

  斜めから見ると更にいい眺めです。
 

因みに今回製作したロッドカバー。

ローズ系の硬い木を1ミリ強に厚さに研磨したものです。

 

5弦用ペグの穴あけです。ハンドドリルで穴を彫った後に写真の専用リーマーでテーパー加工します。