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《 第7章 塗装 》

◆ 目止め着色

  既に何回も紹介している「タルク」+油絵具+オイルシンナーで目止めジェルを作成
  目止めを行わない部分は、指板、ペグヘッド表、そしてブリッジのサドル溝です。

作業は厚手の綿布で一気にくまなく塗布していきます。ネック接合部やブリッジ隅とか細かな箇所もしっかりと塗布してから一晩乾燥させます。
 
  十分乾燥させた後、綿布で余分なジェルを丁寧に拭き取ります。隅に溜まったジェルは楊枝のようなもので除去します。
 

◆ Poly-Varnish(ウレタンニス)塗装

 

今回使用するのは楽器用のポリウレタンニス、一般的にウレタンニスはニスに比べ耐久性があるといわれてます。
念のため販売元に以下を確認:
①油性のニスである旨
薄めないで使用するタイプである旨

 

塗装は、通常の「刷毛」ではなく、先端がスポンジで出来ているブラシを使用、使い勝手はとてもいいです。

1回目の塗装、ラッカーと異なりウレタンニスは乾きにくいため、1日に1回の塗装を目安にします。

 

 
 

ニス塗装は研磨と塗装の繰り返しが基本

(左)#600で軽く研磨
(左下)2回目の塗装、薄く塗るため2回目以降は「綿布」で塗装します。
(下)乾燥中(2回目塗装)・・・・

 
  4回目の綿布塗装、#1000で軽くサンディングしてから塗っていきます。

塗装直後の写真3枚・・・・
 

◆ 仕上げ?

  乾燥後、コンパウンド研磨他のポリッシュ作業をしましたが、ほとんど効果なし。
従ってこれで塗装は済とします。

*水砥ぎで効果があるのか?次回の課題とします。