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ダブテール接合部の隙間に詰め木を入れ、ネック元起き防止の一助とします。
指板とボディ部分のクランピング、既に紹介した専用当て木を使用します。
インレイ周辺にヤスリ傷が見られたのでもう一度ポリッシュ、ついでに最終形に整形し、ペグ穴位置も罫書しました。
坊主釘を2カ所打ってからヘッドの位置を決めます。
サイドを整形してからネック全体を・・・
注)指板「0フレット」幅を43.5ミリに修正しました。(1ミリ減)
ネックの厚みの目安は以下の通り: ①1F~5F ・・・・21ミリ~22ミリ ②7F~9F ・・・・22ミリ~22.5ミリ ③11F ・・・・・・・22.5~23ミリ
整形作業は木工ヤスリが基本ですが、直線出しにカンナ、曲面には繰り小刀を使用します。
ほぼ最終形に整形、作業のポイントは厚み出しとヒールの形状です。 ボリュート部分も念入りに・・・・
ナットを当ててノコでカットしましたが、これは間違いでした。途中で気が付きましたが案の定微妙な隙間が・・・・ 正しくナットを当てて罫書き、罫書線を残してその内側をノコでカット。
溝に付着したボンドを取り除いてからアロン2滴で接着。 隙間は思ったより目立ちませんが場合によっては黒檀パテで隙間を埋めるかも・・・・
ボール盤に固定し、直径10ミリのペグ穴を加工します。
改めてポリッシュ、あれっ傷が・・・
ブリッジは塗装後に接着するので接着部をマスキングし塗装対象外にします。
ブリッジの位置は12フレットからサドルのE弦位置を315ミリ(スケール630ミリの半分)とします。間違えたら致命傷ですから慎重に作業します。
未塗装部分が発生しないように罫書き線の内側をカッターナイフでカットします。