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《 ウクレレ製作 第4章 ネック 》

◆ ネック材と基準面加工

 

厚さ50ミリのマホガニー材使用。

テンプレートで罫書きしバンドソーでカット。

  ヒール部を追加し、クランプ接着します。
  指板面を基準に、ベルトサンダーでサイド及びネックヒールの直角面等を整形していきます。
 

ネックヒール部をディスクサンダーで直角に研磨します。

 

◆ ネックの粗加工とヘッドの接ぎ継ぎ

  ヒール部、ボリュート部等の粗加工をベルトサンダーで整形。
 

ペグヘッドの足りない部分を接ぎ継ぎします。

注)この写真ではトラスロッドが既に埋め込まれています。

     

◆ トラスロッド加工

 

トラスロッドは5ミリ径の鉄製丸棒を埋め込みます。
溝の深さは8ミリ、トラスをボンドで押し込んでから5ミリ角のマホガニー材でふたをします。

  ふたをして表面処理をしました。改めて中心線や指板形状などを罫書きしておきます。
     

◆ ネック形状加工

  バンドソーで余分な部分をカットし、加工作業を軽減します。
  ベルトサンダーでボリュート部、ペグヘッド形状を整えます。
  ネックを作業机に固定し、各種木工やすりで削っていきます。
  上は未加工のネック、下は#180でほぼ整形が終了した状態です。
     

◆ ヒールキャップ

 

ヒール先端の補強を兼ねた装飾です。

左と右でヒール形状が異なります。左はクラシックギターのような形状です。